先手が歩を進めてきたら、鬼殺し向かい飛車戦法を指すことができます。
向かい飛車にすることで、スキありと角交換を挑んでくれば、もう後手の術中にはまっています。
6五角に対して、4五桂と跳ね、慌てて受ける相手に対して角を設置すれば一丁あがりです。
もちろん、ここまでうまくいくことは稀ですが、鬼殺し向かい飛車の一つの理想形になります。
ちなみに、ここまでいかなくても、後手は向かい飛車として指し続けることもできます。
ただの奇襲戦法になっていないのが、この鬼殺し向かい飛車の良さです。
振り飛車党であれば、後手番のレパートリーとして入れておくのもアリでしょう。
一発狙いのアマチュア大会で、ぜひ使ってみたいところです。
